【昭和レトロ銭湯】和光に残された名湯「浩乃湯」〜薪と地下水の名湯〜

今回は成増からもほど近い和光市に位置する「浩乃湯」のご紹介です。

浩乃湯

すごい立派な建物です。煙突には浩乃湯の文字がありますね。

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今どき貴重なレトロな入口です。

暖簾は定期的に変わるようで2024年9月頃は牛乳石鹸のだるまのデザインの暖簾がかかっていました。

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夜に行くとさらに雰囲気があります。

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昭和レトロな雰囲気が漂う銭湯好きにはたまらない場所です。テレビCMや戦隊モノの撮影でしばしば利用されるみたいです。堤真一もビールのCMでこちらの銭湯の男湯に浸かったとか。

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営業時間は15時からで、月曜日が定休です。※今は大人は500円に変更されています。

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土曜日は子供が無料ですので子連れにはありがたいですね。

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浩乃湯さんは廃材を薪に使って燃料費の高騰に対処しているそうですが、流石に燃料費が上がりすぎてしまったので、時短営業を始められたそうです。

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入口から味がありますね。

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中に入ると昔のマッサージチェアが迎えてくれます。昔は銭湯に行くとよく見かけましたよね。

中の写真はなかなか撮影できないのですが、堤真一さんのキリンビールのCMに湯船の写真がありました。

男湯は富士山の絵がかかっていますね。

湯船は2つあり、一つは滝が流れる広いお風呂、もう一つは熱くて小さなお風呂です。熱い方のお風呂はまきで沸かしている関係もあり日によって温度が違うのですが、熱い時は45度近くにまでなっています。

浩の湯の好きなところ①コーヒー牛乳

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入浴後の牛乳はたまりません。子供もこれを楽しみにお風呂についてきてくれます。他にも、牛乳、飲むヨーグルト、ビールなども用意されています。

浩の湯の好きなところ②薪

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最近はガス湯沸かし器を使う銭湯が多いのですが、浩の湯は未だに薪でお風呂を沸かしています。時折、信じられないくらい熱い湯が供給され湯温が45度近くになることもあるのですが、熱々のお風呂を耐えるのもいいですよね!
銭湯の裏では店主のおじさんが廃材から釘を抜いてせっせと薪をくべてらっしゃいます。最近は原料高ですので少しでもコストカットできるように工夫されているそうです。
ちなみに、湯船は大きい滝付きの暖かい湯船と、アチアチの小さな湯船に別れています。

浩の湯の好きなところ③交流

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銭湯は地域の交流の場ですよね。今も昔ながらの古き良きコミュニケーションが浩の湯には残っています。
子供を連れて行くと、常連のおじいちゃんたちがかまってくれて助かっています。

浩乃湯の好きなところ④地下水

浩乃湯のお湯は地下水を組み上げています。浩乃湯一体は武蔵野台地と荒川低地の境なので地下水が豊富に湧き出していたりします。そんな地下水を利用しているので水道水にはミネラルなども含まれていて体がぽかぽかになります。
ちなみに、地下水を利用しているので、よく見ると湯船の蛇口に「飲まないでください」と書いてあったりします。

コインランドリー

昔ながらの銭湯なのでコインランドリーも勿論併設しています。

ドラム式も導入されていていい感じですね。

皆さんもよかったら浩乃湯に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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