2022年11月24日午前11時ころに上赤塚台通で凄惨な人身事故がありましたのでそのレポートです。
事故内容:上赤塚台通り沿いのSEIMS前の交差点で被害者の方(80歳前後のご老齢の女性)と78歳の男性が運転する2トントラックが衝突しました(現場には血痕も残っており、救急搬送された時点で息はあったそうですがその後亡くなられたそうです)。
※内容は現地のヒアリングに基づくため、正確な情報は警察の発表をご確認ください。
事故概要
事故があったのは2022年11月24日午前11時です。
場所は上赤塚公園からほど近いドラッグSEIMSの目の前の交差点です。
衝突時のライトの破片などを科学捜査の方が探しています。
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
暗い空間を作り、その中で特殊なライトを当てることで破片を探しているようです。
通常の事故であれば事故現場のみが実況見分の対象になるのですが、今回は交通規制が非常に長くなっていました。
その距離、実に約220メートル。
影になって見えにくいですが、遺留品を隠す箱が被せて入ります。被害者の方の帽子がここに留置されていたそうです。
今回の事故を引き起こした車はこちらになります。カルガモ引越センターの前で停車しています。
ヒアリング内容
カルガモ引越センターで立ち話をされている方にお伺いしましたが、今回の事件内容は凄惨なものでした。
SEIMSの交差点で被害者の方(80歳前後のご老齢の女性)と78歳の男性が運転する2トントラックが衝突しました(現場には血痕も残っており、救急搬送された時点で行きはあったそうですがその後亡くなられたそうです)。
しかし、トラック運転手は何かにぶつかったような違和感はあったものの停車して確認することなく走り続けてしまいました。その距離は200メートルを超えます。
そして、カルガモ引越センターの前の信号で停車したトラックの運転手は、恐らく何か違和感を感じ運転席を降りて確認すると、被害者の方の姿を発見したということだそうです。
最後に
勤労感謝の日の翌日にあたる11月24日(金)、秋晴れの長閑な日の午前中に事故は起こりました。
日差しこそ強いですが、決して見通しが悪くはない交差点で事故は起こりました。
平穏な日常生活をおくられていたご老齢の方が被害にあい200m以上にわたり引き摺られるという凄惨な事故が起こってしまいました。
周辺には上赤塚公園があり、また赤塚小学校や成増ヶ丘小学校、赤塚第二中学校もあり、多くの児童が通る場所です。
実況見分の場所で交通規制をされていたお巡りさんとお話した際に「交通事故にはお気をつけください。どんなに自分が気をつけていても、ちょっとしたことで事故は起こりますので。」と忠告くださいました。
我が家の子供達にもその金言を伝え、改めて交通事故の怖さを伝えようと思った出来事でした。
後記
事故から3日後に現場を通ると「死亡事故発生現場」の看板が出ていました。
ニュース
トラックと衝突し女性死亡 下敷きになりひきずられる 板橋区(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース25日午前、東京・板橋区の交差点で横断中の80代くらいの女性が2トントラックと衝突し、死亡する事故がありました。 警視庁news.yahoo.co.jp
日テレで事故が報道されていました。動画もありましたのでよかったらご視聴ください。
栄光運輸
今回の事故車であるトラックには栄光運輸という文字がありました。
詳細はわかりませんが、もしかすると豊島区の有限会社栄光運輸かな。
こうした記事をみると事故の社会的な背景も少し気になります。
「何てめぇチクってんだよオラ!」 ヤマト運輸下請が暴行事件で起訴も、反省文だけ(今野晴貴) – 個人 – Yahoo!ニュースヤマト運輸の下請け企業で働いていた若者が、先輩社員からの暴言・暴行といったパワハラにより精神疾患を発症したことについて労災news.yahoo.co.jp
追記(12月4日ひき逃げ死亡事故@旭町)
ワゴン車が高齢の男性ひき逃げか 自転車ごと引きずりの目撃 | NHK【NHK】4日午後、東京 練馬区の路上で79歳の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。現場ではワゴンwww3.nhk.or.jp
事故から2週間後に今度は駅の反対側で同様の事故が起きてしまいました。成増は抜け道が多く存在するので、ついつい急いで時間短縮わ図る車が住宅街を法定速度を超えて走る姿が見受けられます。
あの抜け道は制限速度20km/hですが、どう見ても30㎞オーバーで走り抜ける車が多い気がします
自転車もスピードを緩めずに一時不停止で交差点に突っ込む人が多くて、事故が起こるだろうなと心配してましたが、やはり
クルマ向けに20kmの表示を増やしたり、自転車向けに看板を増やしたり、改善希望です— 成増CYCLEひねもす(自転車屋) (@cyclehinemosu) December 5, 2022
連続する2件の死亡事故を受け、こうした痛ましい事故が起きないように警察をはじめとした公的機関には交通規制の徹底に努めて欲しいですし、我々住民も気をつけないといけないと感じました。