今回は白子にある熊野神社をご紹介いたします。
概要
熊野神社は成増駅からの徒歩15分、和光市駅から徒歩20分の場所にあります。
電話番号:048-462-8581
武州白子熊野神社 · 〒351-0101 埼玉県和光市白子2丁目15−50★★★★☆ · 神社maps.app.goo.gl
熊野神社は、白子の鎮守さまとして栄えてきました。社伝によると、およそ1千年前といわれています。
施設
1000年の歴史のある熊野神社ですからその施設も歴史に溢れています。かつては時の総理大臣がこの神社で修行をしたとか!?
本殿
氏神様が祀られています。
洞窟
何と洞窟探検ができます。
※こちらは神社に併設されたお寺の敷地のようです。
白子富士
白子富士があります。
登ると本殿がきれいに見えます。
イベントがあるとライトアップされたりします。
和光市の和光市の指定文化財になったそうです。
滝修業
なんと滝行ができます。正確には、熊野神社に併設している寺社で滝行を提供しているようです。
値段は一人6,000円。
テレビ番組で取り上げられたり、名だたる歴史上の著名人も滝行を行ったとか。
日露戦争出陣前の乃木将軍や当時総理大臣であった桂太郎も滝行を行ったとか。すごい!
※ただ、寺社については必ずしも正確な情報ではないこともありますのでご了承ください。
夫婦銀杏や紅葉
神社の入り口には立派な夫婦銀杏があります。
秋になると紅葉もきれいに赤くなり、成増から歩いて行ける範囲で紅葉狩りが楽しめます。100年以上前からあるそうです。
銀杏は秋になると社務所で販売されます。
稲
2022年は稲作か行われていました。写真は台風の直後だったので稲穂が倒れてしまっています。
11月に再訪すると稲は収穫されていました。
湧き水と池
境内には湧き水がいたるところに出ています。
本殿の裏には池があります。湧き水が豊富に湧いているそうで、かつてはここで魚の養殖が行われていたそうです。
旧川越街道を渡ったところに富澤湧水があり、こちらはサワガニをよく見かけます。
藤棚とお稲荷さん
2023年に藤棚とお稲荷さんが新しく建設されました。藤棚の横には裏の池に続く道になっています。
稲荷もできたようです。
奉納に関する掲示がありました。
手水場
水車
2025年のお正月詣でに行ってみると、水車の設置工事が行われていました。湧き水を動力にして水車を回すのかな。すごい。
イベント
年間を通じて様々なイベントが開催されています。
お正月
桃の節句
事務所にお雛様が飾られます。
女の子を連れて行くとひなあられをもらえたりします。
端午の節句
端午の節句では鯉のぼりが飾られます。
七五三
11月は七五三のシーズンです。土日は予約しなくても当日受付で祈祷に参加することができます。とてもありがたい!
祈祷料は3,000円から5,000円が相場です。平日などに予約する場合は5,000円でしょうか。
9月のお祭り
大人神輿はとても迫力があります。
子供神輿もとても楽しそうです。
参加者にはおやつもしくは金券(200円)が配られます!
出店も沢山出ていて子供たちが楽しそうにスーパーボールやヨウヨウを掬っていました。
子供神輿の参加者には法被の貸出があります。
お祭りは毎年10月第1日曜日みたいです。
12月7日熊手市
毎年12月7日の酉の日に熊手市が開催されます。
境内はとても活気にあふれています。
熊手の屋台も3,4個出ています。
子どもたちも楽しめるように屋台も出ていました。
昨年購入した熊手はこちらでお焚き上げされます。すごい熱気でした。
【熊野神社】熊手市@和光(2022年12月7日)youtube.com
最後に
成増や和光は最近は住宅開発が進んで来たため、地域に根ざす風土が失われつつあることが指摘されることもあります。
ただ、武州白子熊野神社は鎮守の森を抱き、かつての白子の面影や文化を残すとても貴重な場所として一千年以上の時を刻んでいます。
お祭り等のイベントもそうですし、普段の土日などに訪れると地元の方々がワイワイと交流している姿をよくみます。
住宅開発が進む成増や白子エリアにありながら、地域の方々に愛されているとっても素敵な神社です。
そんな雰囲気が好きで筆者も子供を連れてお散歩にお邪魔させて頂くのが日課になっています。