【成増地域課題】成増周辺の地域課題をまとめていきます~もっと住み良い成増へ~

なりますアンケート等を通じて皆さんから頂いた「成増の地域課題」をもとに、大きめの地域課題を選別して見える化していきたいと思います。
見える化することで、問題意識が地域の方々に共有されて、住み良い成増になっていくのではないかと思っております。

なりますアンケートの結果

なりますアンケートの一項目として地域課題を色々と質問させて頂きました。詳細は以下をご参照ください。

治安系

成増公園のゴミや飲酒や治安全般

成増公園のゴミとか飲酒とか喫煙とか、地域の方々も問題意識を持っているようです。写真は2023年のものですが、この当時はごみが散乱していて本当にひどかった印象です。

昼間からお酒を飲んだり、喫煙をする方々がベンチを占拠していて、その横で保育園の園児が遊ぶ光景には強い違和感を感じてしまいます。まして、幼児は吸い殻や空き缶に興味を示してしまうことがあるので、吸い殻を食べて事故になってしまわないかひやひやします。

その後、地域の住民の方々も少しずつ問題意識を持たれる方が増えてきたこともあり、あまりにひどい方に対しては注意をされていたそうです。その効果もあり、昼間からお酒を飲む方はペットボトルに焼酎を入れるなどの対策を講じていた時期もありましたが、最近は日中の飲酒や喫煙は改善してきた印象もあります(以前としてゼロではないですが)。

それでも朝方に公園を訪れるとこんな感じでビールの缶と吸い殻が普通に落ちています。夜間は人の目も届きにくいことから、近隣の西友やセブンイレブンでお酒を買ってこちらで談笑して、ごみ箱がないのでベンチに放置して帰る迷惑な酔客が後を絶ちません。

こうした少し淀んだ雰囲気が一因になってか、成増公園近隣では事件が発生することがあります。

たとえば、成増公園で強盗恐喝事件が発生し2024年12月に少年が逮捕される事件がありました。

また、2025年2月22日には目の前のACT1(西友上)で男性が刺され死亡する事件が発生しました。

商店街でのキャッチ行為

成増アンケートにおける地域課題として毎回多くの方が問題視しているのが商店街でのキャッチ行為です。

コロナ禍の雰囲気が少しずつ解消してきたことや、もともとスキップ村で広く飲食店を経営していた会社が事業を他者に譲渡したことなども影響しているのかと推察されます。

こうしたキャッチの増加を受け、「スキップ村は夜はキャッチが多いから子供と一緒には歩けない」、「キャッチの人が迷惑でいつも遠回りして帰宅している」、「キャッチの人同士がたむろしていて道をふさいでいる」、「おっ●い、いかがですか~という卑猥な言葉がスキップ村に飛び交い、家族連れが安心してスキップしながら買い物できるコンセプトとはかけ離れている」といった苛立ちを伴った苦情の声が地域から聞こえてきます。

キャッチは禁止されている地域と禁止されていない地域があったりするのですかね。例えば、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(略称「迷惑防止条例」)」は東京都の条例なので適用される気がするのですが、「客引き等の相手方となるべき者を待つ行為を規制する区域の指定について」では板橋区は禁止区域に指定されていません。難しいですね。

スキップ村の夜の様子が治安を悪化させていると思う。キャッチがいたり酔っ払いが大きな声出してたり歩行者を避けたあとの急加速する車など。

水商売のお店の撤廃(ドンキ近辺の昼間と夜の雰囲気が異なり、夜はスキップ村に行くことに躊躇してしまいます)

本当にキャッチが怖くて夜にドンキの利用やスキップ村を通れず困ってます。

夜間のスキップ村のキャッチはやめてほしい。すごく歩きにくいためいつも遠回りして避ける羽目になっています。

ダイエーがあった時代からその周辺のキャッチが多くコロナ直後は一時的に落ち着いていましたが、MEGAドン・キホーテが開店したあたりからまた以前のように戻ってしまいました。 夜間はもちろんですが夕方あたりにかけても携帯ショップの店員さんなどが高齢者中心にしつこく声をかけるのを見かけることがあります。

迷惑系

不法投棄

かつての白子川の流路であった旧白子川緑道沿いは都県境ということもあり、東京都と埼玉県のどちらが管轄するのかが不明確だったりして、不法投棄が横行しています。誰かに電話したら撤去してもらえるのですかね。

不法投棄だけではなく、都県境では違法建造物もあったりします。ただ、最近は和光市が本腰を入れて動いてくれているので少しずつ改善傾向にあります。

違法な無断掲示物

違法な掲示物はしばしばあるので迷惑ですが、置くだけ置いて撤去しないのは本当に勘弁願いたいものです。ゴミの不法投棄と変わらないように思ってしまいます。

成増だけでなく和光の物件も追加され、増えてる!?

電信柱にも違法な掲示が出ています。

以前、家を探している時に、電話してみたのですが、オレオレ詐欺のような巧妙な手口で手付金と称してお金を巻き上げられそうになりました。

鳩の餌やり

鳩の餌槍はなんとかならないのですかね。板橋区でも条例を策定されるそうですので、区としても重点課題として取り組んでくださっているようです。鳩に餌やりをされる方は1,2名ではく10名近くいらっしゃるそうで、名前や住所もおおまかには把握しているそうで、注意しても改善が見られない場合は罰金刑を処すことができるようになるそうです。

交通系

違法駐輪

違法駐輪は様々な場所で問題になっていたりします。

ハヤブサビル横

駅前の違法駐輪は比較的監視の目が届きやすいのですが、ハヤブサビル脇の線路沿いのスペースには違法駐輪がたくさんあったりします。

2025年3月初旬に訪れると、休日ということもあってか、路上駐車場に路上駐輪にただでさえ線路待ちで人が多いのみ、これでは往来しづらいですよね。

こういう雑然とした場所には違法なものが溜まる傾向があり、不動産広告のポールが2つに増えてました。

すずらん通り

昼間はそんなに目立たないのですが、夜間になると監視の目が無くなるので、中心が非常に多くなります。ハナマサへの買い物、フィットネス、近隣の飲食店の利用客等が駐輪していきます。目の前に駐輪所があり、また空きもあるのですが、上段は使い辛かったりするので路上に違法駐輪が横行してしまうようです。

日高屋跡地前

日高屋跡地は自転車置き場になりかかっていましたが、整体オープン後は違法駐輪は少なくなりました。

北口商店街の入り口付近の踏切

こちらの踏切は構造的に事故が起こりやすい印象があります。朝夕はなかなか踏切が開かない時間帯があるうえで、多くの方々が利用するので、運転手は車両をかなり強引に踏切に突っ込まないと前に進むことができません。

踏切ポールがしばらく上がっていれば問題ないのかもしれませんが、すぐに踏切が閉まってしまうこともあったりします。その場合は、線路内に閉じ込められた車両は無理やりポールを押して脱出しなければなりません。

2024年5月10日頃にこうした出来事からポールが破損する事故が起こりました。小学生などが興味津々で破損したポールを触っている光景に二次災害につながらないかひやひやしました。

2017年10月25日には実は非常に大きな事故が起きています。高齢者の運転するプリウスが踏切に閉じ込められてしまい、脱出できずに立ち往生してしまいました。そのため、混乱した運転手は車両を乗り捨てて踏切外へ脱出しました。その結果、電車と車両が衝突し、車両は大破しました。運転手は脱出できたため無傷でしたが、通勤時間に長時間にわたって東武東上線が麻痺してしてい多くの方々が帰路を失いました。

こうした、構造的に事故が起こりやすい踏切については何らかの対策をしてもらえると本当はありがたいですよね。
※2017年10月25日の事故を受けて、車両が閉じ込められた場合は押し出るように掲示が張られていたりと一定の対策は取られているようです。

ホームゲート

成増駅においてホームドアの設置も行われるようです。予定としては2025年度までに設置予定だそうです。
現在はオリジン前の踏切の工事をしていますが、その後に駅ホームドアの設置も行われるみたいですね。

開かずの踏切

東上線の開かずの踏切についてはどうにかして欲しいですよね。ただ、大山駅が高架化されるのと

喫煙問題

南口の喫煙所

成増の東武東上線の北口と南口ロータリには喫煙所がもともと設置されていました。喫煙所周辺は非常に煙たいので子連れの方等はわざわざ遠回りをして喫煙所の前を避けるようにしているという話も聞きます(たばこ臭い道は通りたくないですよね)。

こうした多くの成増市民が懸念を示している喫煙所ですが、2024年3月25日に南口の喫煙所の廃止という大きな動きがありました。喫煙所の目の前に新しく建設されたEXAの建物の中の喫煙所を一般利用できるようにして、南口の喫煙所が廃止(実質的には移設⁉)されることになりました。

もともと、パチンコ店と喫煙はきっても切り離せない問題だったりしますので、パチンコ店が喫煙所を一般利用可能にすることで地域課題を解決してくださるのは理にかなっていますし、大変ありがたく感じました(なお、喫煙所を一般利用可能にすることに伴い、行政から補助金が出る仕組みも活用されたそうです)。

北口の喫煙所

一方で、北口のバスロータリーの喫煙所ですが、南口ほど人通りは多くないのですが、やはりバスを待っている間や階段を上る際に煙の臭いが漂ってくると不快感があるとの声もあります。

喫煙についてはこれまでの南口喫煙所は駅からの通り道にあったことやスペースが限られていたためか敷地からはみ出て吸う人も多く感じましたが、建物内へ移転したことによりとても快適になりました。 北口喫煙所も密閉型などに改修することにより非喫煙者も通りやすくなると思います。 また、受動喫煙防止条例により喫煙室の設置がない飲食店(おもに居酒屋)の一部では、外に灰皿を設置しお客さんや店員さんが喫煙しているのを見かけますが、これでは路上喫煙と変わらないためこちらも区独自の条例制定や店側に改善の要請をするなど必要かと思います。

道路系

クズの繁茂

葛の葉っぱの繁茂は様々な自治体で問題になっているそうですが、成増でも例外ではないようです。
特に、坂道や曲がりくねった道路においては葛の葉っぱが視界を制限してしまうこともあるのであぶないな~とおもうこともあります。特に通学路だったりすると子供が飛び出してくることもあるので、視野が制限されることは事故にもつながるかもしれません。
板橋区に掛け合うと、割とすぐに対処してくださるそうです。

道路の陥没

埼玉県八潮市の道路の陥没が話題になっていますが、成増4丁目でも徐々に沈み込んでいく道路があったのですが、区に問い合わせたら2,3日で改修してもらえました。すごい迅速に対応頂いて地域の方が喜んでおられました。

育児系

駅近の保育園

幼児が遊べる公園

意外と成増には小さい子供が遊べる公園が少なかったりします。小学生が遊べる場所はあるのですが、なかなか小学生と幼児が同じ空間で遊ぶのは難しい面もあり、幼児向けの公園を求める声がありました。

和光市なんかだとせせらぎ公園とか、幼児が中心に遊ぶ公園があったりするので羨ましく思ったりもします。

成増産院の閉院

成増産院が閉院した事により、和光、光ヶ丘、高島平まで行かないと出産できる施設がない事。保育施設が少なく、0歳児を預けることができないこと。

改善されつつある課題

ホームベンチの向き

東武東上線の椅子の向きが2024年に線路と垂直方向に変更されました。酔客がホームに落ちてしまう事故は椅子の向きを変更することで低減できるそうです。

和光市と成増の交通

成増と和光は物理的な距離は近いはずなのですが、道が整備されていないことから往来が難しいですよね。ヤオコー丸山台店を含めて、道さえ整備されれば成増からもっと和光の便利な施設を利用できる気もするのですが。行政区も違いますし、なかなか難しいのですかね。

2024年になり自転車用のレーンが車両に作られました。少しだけ自転車でも和光に行きやすくなった感じがしますが、まだまだ和光へのアクセスが悪い状況には変わりがないのかもしれません。

北口ロータリーのツルツル滑るタイル

雨の日にツルツル滑るタイルですが、バブル期に豪奢な建造物ということで、イタリア製の風呂のタイルが使用されたのではないかという噂も聞いたことがあるのですが、やっと改修工事が行われ、歩きやすいロータリーになりそうです。

オリジン前のポール

オリジン前のポールですが、半年に一度はトラックに激突されて折れ曲がっていました。坂から上ってくる大型車両が左折しようとしてぶつかるのを何度か見たことがあります。

2024年になりポールがガードレールになりました。これでしたらトラックの運転手も確認しやすいかもしれませんね。

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