成増北口商店街の伊太利亜食堂ラアマーティさんが2024年8月31日に惜しまれながら閉店となりました。
こちらが閉店直前のラアマーティさんです。閉店前から休店が続いていましたので、なりますチャットにおいても心配する声があったりしました。
そして、8月31日をもって閉店のアナウンスが掲示されました。
実は、閉店の掲示が出る前から、貸店舗の広告が出ていたりしましたので、閉店の噂があったりもしました。
9月に入るとお店の前に備品が並べられていました。
長年大事に使い込まれてきたコップやお皿、また、コーヒーの機械等もありました。
こちらはグラスがたくさん並んでいます。北口に住んでらっしゃる方を中心にきっとこうしたコップを使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
在りし日のアマーティさんのスパゲッティですね。ピザやハンバーグなど家庭の味が楽しめるお店でした。
ラアマーティさんの閉店に想うこと
現在一番の注目は、メインストリートの通称を印書館通りと呼ばれるほど地域に密着していた出版業界でも名の通る東京印書館の問題である。昨年新春に業務縮小して埼玉に移転の報が流れてから数ヶ月、5月には本社をはじめ工場・倉庫が売却された。同時に商店街に毎日のように顔を出してくれた従業員の姿も消えた。https://blog.goo.ne.jp/tabaq/e/6d19fa8a532d2be6ba19d8184b09563f
ラアマーティさんも含めて最近の北口商店街では昔ながらのお店の閉店が続いているように感じます。
最近お店を閉められた角のタバコ屋さんご夫婦のブログにもあるように、東京印書館さんが成増の事業所を閉じた事が北口商店街の状況を一変させてしまったのかもしれません。
今も北口商店街に残る多くのお店は、印書館さんの従業員ではなく、地域の住民が利用するお店に変わりつつあります。そうした状況の変化が地域の事業者の方々の生業(なりわい)にダメージは少なからぬものがあります。まして、ご高齢の方が経営する事業であれば尚更なのかもしれません。
今回のラアマーティさんの閉店に際して、なりますチャットやツイートへのコメントを拝見する中で、時代の流れや新陳代謝という言葉では片付けきれない、地域の方々の想いに触れた気がしました。
今年はなります北なつまつりのような素敵なイベントが北口商店街を含む形で開催されましたし、また、北口商店街の白子川の向こうでは大型のマンションがいつくか建設予定となっています。
北口商店街がかつての隆盛までとはすぐにはいかないかもしれませんが、元気になることを切に祈っております。